クレーンの性能検査とは
皆さんが普段お乗りの車には、新車では3年後・それ以降は2年ごとに車検があると思います。もちろんクレーンにも2年ごとに車検があります。
しかし、それ以外にも2年ごとに性能検査というものがあります。今回はこの性能検査について紹介したいと思います。
性能検査項目

性能検査では、クレーン各部の構造及び機能について点検を行う他、荷重試験を行う。荷重試験は、定格荷重に相当する荷をつり、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動を定格速度で行う。
クレーン等安全規則第40条
を行うことが定められています。簡潔にいうと、「重量物をつり上げる機能に問題はないか」「重量物をつり上げる機能はあるが、その状態で目標とする場所まで安全に運べるか」の検査を行います。いずれの検査もクレーン車がクレーン車である為の機能を検査する決まりになっています。
クレーンの定期自主検査

性能検査は専門のところで行いますが、定期自主検査というものも行わなければなりません。こちらは各会社で行うものです。
●年次定期自主検査
- 構造部分、機械部分、電気部分の異常の有無
- ワイヤロープ又はつりチェーンの異常の有無
- つり具の異常の有無
- 基礎の異常の有無
- 荷重試験(定格荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験)
を行います。
他にも「月次定期自主検査」「事前検査」「暴風後等の点検」を行います。これらの自主検査点検の結果を記録し、3年間は保存する義務があります。
これらの細かな検査を定期的に行うことでクレーンの安全性を保っています。
まとめ

今回は車検以外の性能検査についてご紹介いたしました。いくつもの厳しい検査を通過したクレーンが、日々作業を行っています。これからもクレーンについて発信しますのでよろしくお願いいたします。
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